自然と共に

　無為の生き方





世界人類が平和でありますように

天　　空　著作

人間は自分が生まれようと思って生まれたのではなく、気がついたら生まれていたといっていいでしょう。誰も自分の意志で生まれて来たのではないのですから、どうして自分がここにいるのか、何のために生きているのか？わからないのは当然です。

「学校で勉強し、いい大学に入り、いい会社に就職し、いい人と結婚し、しっかり働いてお金を稼ぎ裕福な生活を送ることが幸なことだ」と周りから言われ、それを鵜呑みにして生きている人が大半で、その生き方はおかしいと思ってもそれを超えられないのが現実です。

働くことは何の意味があるのですか・・・？働くことがお金を得るための強制労働になっていませんか・・・？テレビから飛び交う情報は、どれだけ価値があり正しいものでしょうか・・・？毎日読んでいる新聞も、果たしてまともな情報なのでしょうか・・・？現代人の脳みそは、間違った情報で飽和状態になっています。

ここで一度、生まれてこの方得られたすべての情報を疑い、脳みそをリセットし本来の生まれた時の状態にもどす必要があります。お釈迦様は、そのことを「空になれ」、老子は「無為にしてなせ」と、自らをガンジガラメに縛っている想いを解き放ち、心を空っぽにすることにより本来の自分に気づくことを説かれました。現代人は今の生活を見つめ直し、本来の自分を見つけなければいけません。

そのために私は、神(本来の自分)と一つになる祈りを日々繰り返し祈ると共に、自然に帰り自然と共に生きる生き方を始めることを決意しました。昨年、八ヶ岳の麓、北杜市白州町に土地を購入し、これからセルフビルドでミニログハウスを建て、オフグリッド(電線を引かず電力を自給する)を目指し、自然とリズムを一つにする生活の中で現代文明の垢(とらわれ)をきれいにそぎ落としたいと考えています。

これから世界は、天変地異、戦争、人心の荒廃等々、未曾有の危機を乗り越え「新しい地球」が誕生します。来る新生地球に皆で一緒に住もうではありませんか！

この本は、その為のガイドにしていただければ幸いです。